ICTの力で実現する安心・快適なケアサービス
ケアの質の向上
当施設では、ICTを活用し、支援員の業務効率を高めています。これにより、入居者様と向き合う時間を増やし、サービスの質を向上させることができています。今年6月に実施した職員アンケートでは、7割が「業務時間が短縮された」と回答しました。例えば、パソコンでの記録入力が音声入力により1時間から40分に短縮されました。余裕の生まれた時間で入居者様とゆっくりお話ししたり、散歩をしたりとお一人お一人との時間を増やすことができます。
見守り機能の強化
入居者様の安全を守るため、最新の見守りシステムを導入しています。従来のセンサーマットでは、入居者様がベッドから立ち上がった際に反応する仕組みでしたが、新システム「aams」ではベッドマットの下にセンサーマットを設置し、入居者様が起き上がった時点で把握できるため、転倒リスクが軽減されました。また、心拍数や呼吸を測定し、離れた場所からでも確認できるようになっています。
使用機器のご紹介
aams(アームス)
aamsは、心拍や呼吸、ベッドの離着床、睡眠の状態を24時間見守ることができるマット型見守り支援ロボットです。パソコンやタブレットでリアルタイムに確認でき、異変があった場合は即座にアラート音と画面表示でお知らせします。深い眠り・浅い眠り・覚醒の3段階で睡眠状態も確認でき、より安心なケアを提供しています。
ケアカルテ
iPad・iPhoneを用いて、入居者様の食事量やバイタルサイン(血圧・脈拍など)、入浴・排泄状況を記録する電子カルテです。職員が効率よく入力できるため、ケアの質が向上しています。
ハナスト
ケアカルテと連携して音声入力ができるシステムです。職員は介助やケアを行いながらインカムでの音声記録が可能です。職員の業務負担を軽減し、入居者様との時間を増やすことに役立っています。